いつまでも踊れる身体に
クライアントケース4 【競技ダンサーAさま:ダイナミックなハイロンデを】
1985年にスタートしたワールドマスターズゲームズという生涯スポーツの世界大会が、2022年に日本で開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて2021年10月末に延期申請が出されました。
まだまだコロナ禍でのスポーツのあり方を模索する、各スポーツ団体と自治体との慎重な動きが目立ちますね。
さて今回は、そんなワールドマスターズゲームズの大会種目にもなっている競技ダンスのアマチュア選手でもあるAさまのクライアントケースをご紹介します。
前回もご紹介した競技ダンスですが、今回ご紹介するAさまは「ラテンアメリカン部門」をメインに社会人ダンサーとして競技に出場しています。
チャチャチャ・サンバ・ルンバ・パソドブレ・ジャイブという5種目で競われるラテンアメリカンは、情熱的で熱気溢れる雰囲気やセクシーな衣装が印象的です。
競技ダンスには、ジュニア部門やシニア部門が設けられている競技会もありますが、本戦と言われるメインセクションは年齢制限がありません。(協会により規定あり)
見た目よりもハードで難易度の高い競技会で、常に自分のパフォーマンスを上げ続けるのは相当な時間と労力が必要です。
一つの技を磨くために、柔軟性や筋力を向上させていくこともとても大切になっていきます。
Aさまの最初の目標は、ハイロンデの向上です!
ボードに書いていただいたように、ハイロンデとは弧を描きながら脚を高く上げる技です。
股関節の柔軟性と、上半身と下半身のシステムが上手に使われているかを問われます。
ハイロンデのために行ったことの1つは、両脚を左右にさくことのできる足元を作ることでした。
軸足がその場にある状態でもう片方の脚が大きく動くためには、両脚がさけるような柔軟性や、その柔軟性を活かして上手に身体を使う仕組みを覚えることが大切です。
指標として取り入れたものの1つは「左右開脚」です。
初めてのテストでは、左右開脚した時の踵同士の距離は138cmでした。
この左右開脚ができるかどうかは、ただただ内腿を伸ばすだけではありません。
実はお尻やふくらはぎが邪魔して開脚ができない方もいて原因は様々です。
Aさまの弱点をしっかりとセッションで狙い、さらにホームワークも毎日15分程度取り入れてもらいました。
3ヶ月後の結果はこちら!!
3ヶ月で155,5cmまで!(上:Before/下:After)
17cm以上の大進化です!!
開脚だけではなく、身体の側面にも着目してセッションを行うことによって
「身体のサイドを収縮することができるようになりました!」
とのお言葉をいただきました。
これもハイロンデで脚を高く上げるために必要な項目の1つなんです。
ご自宅でのホームワークは15分程度を目安に行っていただき、ダンスの練習風景も動画にてチェックさせていただいたことで、毎回の良いセッションに繋がりました。
始めはパーソナルストレッチでどんなことをするのか不安もあったというAさまですが、信頼してお身体を預けてくださったこともトレーナーとしてとても嬉しかったです。
【Aさまよりコメント】
セッションを始める前はストレッチをしっかりせず、お風呂の時に軽くする程度でしたが、ストレッチを習慣化でき、可動域や柔軟性、収縮する力が伸びたように感じます。
これからも、柔軟性、可動域などに気をつかい、末永くダンスができる身体にしていきたいです。
Aさま、この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました。
これからもダンスを楽しめるようにお手伝いできたらと思います!
Move on
ご協力:競技ダンサーAさま
写真撮影:2021/6・2021/9
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